鉱山の一角をけずって差おう

となるDF酒井高徳(シュツットガルト)だった。右太腿裏をつって後半38分に交代したが、ベンチはその直前に最後の交代枠でMF遠藤保仁に代えてMF細貝萌を投入しようと準備しただけ」と、26日のW杯アジア最終予選・ヨルダン戦への影響を否定した。

　前半はなかなか攻撃参加のタイミングをつ分にはMF長谷部誠のスルーパスに反応。左サイドを抜け出し、ゴールい。後半20分にはロングボールに抜け出し、GKとの1対1から縦に抜いたが、角度のない位置からのシュートは枠を外れた。「GKをかわして、冷静になれればよかった。中で真司くんがフリーだすればよかった。どこに出そう、だれを使おうと、いろいろ考え過ぎてミスが多くなった」。本人は反省の言葉ばかりを口にしたが、積極的なプレーで持ち味を発揮。ヨルダン戦に向け、DF駒野友一との争いだった左SBのポジション争いは、このまま酒井高が勝ち取りそうだ。ったらしいので。シュートを打てると思って打ったけど……」と悔やんだ。ライン際からの折り返しでFWハーフナー・マイクの決勝点を演出した。

　ニアでFW香川真司がつぶれ、こぼれ球をハーかめなかったが、後半に入ると、積極的なオーバーラップでチャンスに絡んだ。「前半ていただけに